三浦半島旅行記 ~思い出すことなど
どうも写真が然るべき向きに収まらん...。

きっかけは彼女の「修論終わったから、どこか連れてって!」のひとこと。

一通り三浦半島の名所を回って、個室露天風呂付きの旅館に1泊。

支払いの際、ちと彼女と揉めた。ごく自然に俺が財布を取り出した時。

彼女「今回は私が出す。クリスマスは○○さんが出したでしょ」

しかし、俺は君より8歳ばかり年上なわけで。

俺「少しは俺に見栄張らせてくれ」
彼女「駄目」

本当にむくれている。
どうにも譲ってくれそうにない。
しゃあねえなぁ...。

俺「じゃ、今回は俺から君への卒業祝。俺が博士取ったら、倍返し。それでいいな?」

ようやっと彼女も納得した様子。よく出来た女だと思う。

しかし...彼女は修士修了・そのまま就職の途を選んだ人だ。然りとて、彼女の学問的情熱が喪われたわけでは、些かもない。修論を書き終えた今なお、研究対象のこととなれば5時間でも6時間でも話し続けていられる。そんな人だ。彼女は賢いが、合理性からの逸脱は出来ない。それゆえ、昨春の出来事が、どうしても頭を過るのだ。

http://senseisama.diarynote.jp/201404190210379722/

「きっと1年後、俺は君の隣にいない」。

だが、もし彼女が「大学に戻りたい」と言い出したあかつきには、躊躇なく背中を押してやるつもりだ。同じ過ちも、同じ後悔も繰り返したくはない。

寂寥のなかに微かな光を見つけた32の冬。

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