下見のみ稼働なし～低貸しについて最近思うこと

2012年7月12日コメント (3)

昨日書いたとおり、しばらく稼働はしない（打たない）。だが各店舗の状況を把握しておくのは重要。仕事終わりにホールに向かう。まずはメインにしてるホールから。ダメである。チラホラ6っぽいのもないわけではないが、誤爆だか本命だか判断しかねる。まあ出てる台の割合からして、設定配分は相当辛めであることは間違いない。別の地域に移動。…こりゃまた渋いなあ。バジリスク2の稼働の悪さが、全てを物語っている。

そしてもうひとつ気づいたこと。アイマスのシマから客が飛んでいるのだ。以前のエントリで書いたとおり、こいつは完全な搾取台。我慢強い原作ファンも保たなかったか…。

コンテンツの集客力をアテにするパチ・スロメーカーの姿勢は、今に始まったことではない。しかしながら出てくる台出てくる台、どいつもこいつもキツすぎる。昨年の上半期くらいまでは、まともだった。例えば無理ゲー無理ゲー言われてる秘宝伝、全然無理じゃない。6の安定感はいうに及ばず。低設定にもそれなりに夢があった。今の台の吸い込み速度とリターンの乖離はおかしい。四号機沖スロやAT機に較べれば、確かに吸い込みは緩い。しかしリターンがあまりにもしょぼい。結局、コンテンツで釣って新規客を呼び込む手法を採らざるを得ないのだろう。…が、これまで再三再四述べて来たように、最近の台は若者の経済力ではとても耐えられるシロモノではない。１日突っ張れば10万負けもあり得る台を打ちきれるほど、若者は金持ってない。所帯持ちのお父さんは、さらに厳しいかもしれん。

確かに勝ってる奴はいる。ただ勝ってる連中は、たいがい台の選り好みなどしていない。設定状況のよいホールと日を選んで、打てる台を回すのみ。さもなくば、ハイエナに徹するか。いずれの立ち回りも、時間が最重要のリソースになる。設定狙いなら、朝一。ハイエナなら昼～夕方まで。この時間帯を空けられないのであれば、期待収支は積めない。

生きるか死ぬかの博打を打ちたいわけではない一般のスロットファン（もしくは原作ファン）からすれば、1パチ5スロといった低貸しの意義は大きい。今の台のスペックで20スロでは、遊びようがない。貸玉料が1/4になれば、イヤでも遊べる仕様になる。なんせ1000円で200枚、今の台のBIG1発分である。好きな台があれば、長い時間打てる。

そしてこのことは、業界にとっても有意義なはずなのだ…。20スロでは客の財布が保たない→若者客（とくに学生）の獲得が出来ない。なら5スロで思う存分遊んでいただいて、固定客になっていただく。こういう学生客が社会人になって経済的余裕が出来た暁には、いずれ20スロにも手を伸ばしてくれるかもしれない。

俺自身は5スロは打たないが、徒然なるままにそんなことを考えた。