今週2日目の稼働。
朝一はエヴァ狙い。いかに退屈とはいえ、高設定の期待が持てる台。ダメ台掴まされても早期に見切れる。期待値を追うならこいつ一択。拷問台バッチ来い。
…とは意気込んでみたものの、入場抽選は悪番。エヴァには座れない。俺に残されたのは以下の三択。

①バラエティコーナーの優遇されてそうな台
②新台のシスタークエスト3
③帰宅

①はいまいち根拠に乏しく、③は今週1度しか稼働していない身としては後ろめたい。結局②のシスクエ3を選択。ここは導入した台を比較的長く使う店。早晩こいつを打つことになる。なら早めに挙動を掴んでおいて損はない。
…で、打ち出し開始。だがこれがあからさまな低設定挙動。高確行かない、ART入らない、ボーナス重いの三重苦。11:50、低設定を確信して撤退を決断。-30k。低設定挙動を確認しただけ。

…さて、ここからが問題。まだ十二分に時間はある。期待値は積める。ハイエナ徘徊、開始。

1店舗目…打てる台ナシ
2店舗目…打てる台ナシ
3店舗目…749ハマリのシスクエ3発見。先程やられた台にもう一度突っ込むのはどうにも良い気がしない。ハイエナ収支も不明。…だが天井まで残り250ゲームなら、少なくとも期待値マイナスは無かろう。即着席。
3kでバケ→バケ中フリーズ白7ダブル揃い。ビッグ1発に上乗せそこそこ。950枚。ART終了高確抜け即ヤメ。850枚流して+14k。これで本日の通算収支は-16k。あと2台ほどこなせば埋め合わせられる。

4店舗目…ボーナス後192ゲームの番長2。投資は最大2k。期待収支的には気が進まないが、とりあえず着席。
2kで赤7→ボナ後65ゲームで頂ラッシュ突入→引き戻し3回+バケ3回+上乗せで1250枚。種無し確認ゾーン抜け即ヤメ。1150枚流して+21k。

まだまだ時間的には余裕があったが、もう歩くのも億劫。今日はここでヘタレヤメ。

結果:投資35k回収40k +5k

足で稼ぐスロになると、途端に効率が悪くなるのが難点か…。


※「萌えスロ」はどこに行くのか

上にある通り、本日はシスクエ3を初打ちしてきた。ググって頂ければ分かる通り、この台はいわゆる「萌えスロ」の一種。ゲーム性については…詳細な説明不要。この日記でも繰り返し用いてきた一語を引っ張ってくるだけで事足りる。すなわち、
「無理ゲー荒波ART機」
である。

要するにこいつの低設定は「3~5万円ほど使って当たりを引いて、そこからさらに展開に恵まれないと勝てない」仕様になっている。

もうね。
パチスロはここまで来たか、という感じですよ。

もともと萌えスロは「ファンに細く長く遊んでもらう台」として設計されていたはずだった。それが今やどうか。辛うじて「遊べる台」といえるのはツイン3くらい。他は、

マジハロ3
ToHeart2
そして此度のシスタークエスト3

揃いも揃って、半日で5~6万の負けはザラの台である。いきなり新規客の財布を殺しにいってどうする。日頃博打を打たない人の金銭感覚は繊細だ。
「パチスロを初めて打った。5万負けた。」
…この人は二度とパチスロを打とうとは思うまい。

「萌えスロ」はパチスロの裾野を広げるためのコンテンツであった。それは一般的な金銭感覚の範疇で「遊べる」ものでなくてはならなかったはず。それが焼畑的手法の一端を担うようになってはお仕舞いである。パチスロの終わりもそう遠くはないのかもしれない。

ここに至って思う。…エヴァという超優良版権を使って、ノーマル機を作り続けているビスティって、実は凄いのかも。初代から今作に至るまで、エヴァは1~2万で遊べる台だからね…。

コメント

もあーい@デイジャの人
2012年3月9日20:17

萌え系は流行り廃りが早いから、新規に1回だけ金落としてもらって後はやらなくていいよって商法の方が手っ取り早く儲かるとマジレスしておこう。

ティル@那珂ちゃん改二記念
2012年3月9日21:48

ツインは救済。Aタイプ最高です。

先生様
2012年3月9日22:31

>もあーい氏
アニメ・ゲーム市場の場合はそうだろうね。一特定のコンテンツに対する顧客の興味が流動的であることは、必ずしも顧客が市場そのものから離れてしまうことを意味しない。個々のコンテンツは廃れても、広義の市場は廃れない。あとは継続的にコンテンツを提供出来れば良いだけの話。

しかしパチ・スロとアニメ・ゲームとのタイアップの場合は話が違ってくる。もともとパチ・スロに興味のない人々をタイアップ物の付加価値で無理やり釣ってくるわけですから、ここでパチ・スロに対する抵抗感や恐怖を持たせてしまうと、その客はもうパチ屋には戻ってこない。市場から離れてしまう。要は「コンテンツで釣った客を、如何にしてパチ屋に定着させるか」が課題であるわけですが、今のタイアップ物・萌えスロはこの課題の解決に資するものではない、と。
まず単純に、一度に動く額がデカくなると客の財布が保たない。客の心理的ショックも大きい。
同じ還元率・還元額でも
①10万円負け・5万円勝ち のサイクルを1回

②1万円負け・5千円勝ち のサイクルを10回
だと意味合いが全然違ってくる。
前者の場合、確かに顧客は一発でドカンと金を落としてくれる…が、恐らく先はない。この客はパチスロ市場から即、離れてゆく。
一方後者なら客の財布が保つ。ギャンブルに対する精神的ショックも小さかろう。この客は小刻みながら継続的に、パチ屋に金を落とし続けてくれるかもしれない。
「一回ドカンと金落として、ハイさよなら」では賭博場を長期的に経営できない。初心者をリピーターにするには②のタイプの機械が不可欠だろう。
ところが新規顧客の獲得を目的として作られてるはずの「萌えスロ」が、上にあげたような有り様である、と。これは文字通りの「焼畑」ではなかろうか、ということです。

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