久々マジックのことでも書こう。
2011年4月25日旅行やら幼女やらおねしょやら、しょうもない話題にかまけてたせいで、肝心のマジックのことをぜんぜん書いてない。なので久々にドラフト考察でもしてみよう。
本日は恒例の一刻館ドラフト。
1ドラ目 緑黒感染 2‐1
2ドラ目 赤白アグロ 2‐1
久々に二度とも速攻を組んだ。だが、勝ちきれないねえ…。
デッキの完成度は、どちらもそれなりだったと思う。
1ドラ目の感染は、ボムこそないものの堅牢な2~3マナ域と優良除去を軸にした、地味ながら堅実なデッキだった。
2ドラ目の赤白は、金属術こそ期待できないものの、軽量フライヤー+軽量装備品が揃っており、なおかつケンバとトゲ撃ちの古老という優良レアもあった。除去も感電破、粉砕、真面目な捧げ物、拘引、さらにレオニンの遺物囲いと上々。しかし、3‐0には届かず。無念至極。
やはり、環境が遅いのだ。
現環境の速攻の一例として、赤白アグロを例に考えてみよう。金属術を戦術のメインに据えるためには、マナマイアをはじめとした直に打撃力に結びつかないアーティファクトを多用する必要がある。そして首尾良く金属術を達成できたとしても、出てくるのは所詮4マナ4/4ないしは3マナ2/2飛行など。
結局、前環境の上陸、吸血鬼のような爆発力のある「本物」の速攻は作れない。
では感染はどうか。10点入れれば勝ちとはいえ、感染持ちのマナレシオは総じて低い。しかも包囲戦が入ったことにより、序盤の要たる疫病のとげ刺し、荒廃のマンバ、胆液爪のマイアの絶対数は減少。包囲戦の3~4マナ域は優良感染持ちの宝庫だが、こと速やかに毒カウンターを10個乗せることに関しては、以前よりずっと難しくなった。しかも、同パックに感染寄りの優良カードが同居していることは多々あり、色被りを起こしやすいアーキタイプでもある。
そんなわけで最近は、緑黒感染と赤白金属術を意図的に避けて、コントロールばかり使っていた。そしてその方が、明らかに勝率も良かった。
カラーコンビネーションは基本的に青+x。基本的な構成は以下の通り。
マナマイア(早期に重スペルを使えるように)
鋼の妨害(あるだけ欲しい)
胆液の水源(ドロー加速と金属術要因)その他、序盤を支えられる壁(絡み線の壁、板金鎧の海うろつきなど)
そして、海蛇、マイコンなどの「勝ちに行く」カード
なお(ボムを除外すれば)タッチカラーは赤が望ましい。序盤を凌ぐシングルシンボル・インスタントの除去が最も確保しやすいからだ。
このアーキタイプは、金属術を利用することもあるし、相手を毒殺することも稀にある。しかしそれらの要素に頼り切ってはいない。重要なのは、コントロールの基礎すなわち除去とアドバンテージである。
このようなアーキタイプでも、速攻デッキとマナカーブが著しく異なることはない。2~3マナ域にカードが密集することが多いだろう。そしてそれらのカードを序盤にプレイするのも、ごくありふれたことだ。しかし、それは相手を殴るためではなく、将来的に盤面を掌握するために、である。
この環境のドラフトも残り少ない…。最後にひとつ、きれいなコントロールを組みたいな。
本日は恒例の一刻館ドラフト。
1ドラ目 緑黒感染 2‐1
2ドラ目 赤白アグロ 2‐1
久々に二度とも速攻を組んだ。だが、勝ちきれないねえ…。
デッキの完成度は、どちらもそれなりだったと思う。
1ドラ目の感染は、ボムこそないものの堅牢な2~3マナ域と優良除去を軸にした、地味ながら堅実なデッキだった。
2ドラ目の赤白は、金属術こそ期待できないものの、軽量フライヤー+軽量装備品が揃っており、なおかつケンバとトゲ撃ちの古老という優良レアもあった。除去も感電破、粉砕、真面目な捧げ物、拘引、さらにレオニンの遺物囲いと上々。しかし、3‐0には届かず。無念至極。
やはり、環境が遅いのだ。
現環境の速攻の一例として、赤白アグロを例に考えてみよう。金属術を戦術のメインに据えるためには、マナマイアをはじめとした直に打撃力に結びつかないアーティファクトを多用する必要がある。そして首尾良く金属術を達成できたとしても、出てくるのは所詮4マナ4/4ないしは3マナ2/2飛行など。
結局、前環境の上陸、吸血鬼のような爆発力のある「本物」の速攻は作れない。
では感染はどうか。10点入れれば勝ちとはいえ、感染持ちのマナレシオは総じて低い。しかも包囲戦が入ったことにより、序盤の要たる疫病のとげ刺し、荒廃のマンバ、胆液爪のマイアの絶対数は減少。包囲戦の3~4マナ域は優良感染持ちの宝庫だが、こと速やかに毒カウンターを10個乗せることに関しては、以前よりずっと難しくなった。しかも、同パックに感染寄りの優良カードが同居していることは多々あり、色被りを起こしやすいアーキタイプでもある。
そんなわけで最近は、緑黒感染と赤白金属術を意図的に避けて、コントロールばかり使っていた。そしてその方が、明らかに勝率も良かった。
カラーコンビネーションは基本的に青+x。基本的な構成は以下の通り。
マナマイア(早期に重スペルを使えるように)
鋼の妨害(あるだけ欲しい)
胆液の水源(ドロー加速と金属術要因)その他、序盤を支えられる壁(絡み線の壁、板金鎧の海うろつきなど)
そして、海蛇、マイコンなどの「勝ちに行く」カード
なお(ボムを除外すれば)タッチカラーは赤が望ましい。序盤を凌ぐシングルシンボル・インスタントの除去が最も確保しやすいからだ。
このアーキタイプは、金属術を利用することもあるし、相手を毒殺することも稀にある。しかしそれらの要素に頼り切ってはいない。重要なのは、コントロールの基礎すなわち除去とアドバンテージである。
このようなアーキタイプでも、速攻デッキとマナカーブが著しく異なることはない。2~3マナ域にカードが密集することが多いだろう。そしてそれらのカードを序盤にプレイするのも、ごくありふれたことだ。しかし、それは相手を殴るためではなく、将来的に盤面を掌握するために、である。
この環境のドラフトも残り少ない…。最後にひとつ、きれいなコントロールを組みたいな。
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