ぶっちゃけた話、『借りぐらしのアリエッティ』は駄作だ。
純然たる娯楽作品である原作に、ジブリ的主題(小人と翔の対比)を無理矢理絡ませたせいで、活劇として楽しむべき部分とそうでない部分とが見事に分離してしまった。上記2点を調和的にまとめる努力があって然るべきだった。異論は認める。

唯一評価できるのは、アリエッティの描写が(婉曲的ではあるものの)すぐれて性的なものであったことだ。恐らく製作者も意図していたことだろう。
髪をおろしたアリエッティの色気を見たまえ。うら若き娼婦の風情すら漂わせているではないか。
他にもミニチュアだったり、人間に見られてはいけなかったり……この通り、隠匿された性を連想させる設定に満ち満ちているのだ。この作品は。


さて本題。
青葉台の本宅にて、アリエッティ父…もといGKBRが久々に出現。
台所から食物と水を借りにきたのだろう。家ではアリエッティと母さんがおなかを空かせて待っているんだ。家族のための命がけの「かり」。
…しみじみ思いつつ、俺はゴキジェットプロを手に取った。


ゴキブリは、命じゃない!
しかし連中も気の毒な。あれほどまでに人間の生理的嫌悪感を惹起する造型、他には思い当たらんよねぇ。「人間に見られてはいけない」。

始末したGKBRはティッシュで厳重に梱包の上トイレに直行。
さようなら。次こそアリエッティに生まれますように…。

さて、現実的な問題。俺は虫が怖いんです。ゴキブリがいる家になど住めん!
よって当分、生活拠点を鷺沼に移します(不便だ…)。





コメント

シグ
2010年10月9日5:51

GKBRもアリエッティと思えば可愛く…ないな…

GKBRホイホイを使えば遭遇率は下がるよ!

siro♪
siro♪
2010年10月9日22:47

人に見られてはいけない>
見えなかったらいても全然いいんだけど、何故か目に付くんだよねぇ
あの生物は・・・・
私もこの世で一番嫌いです。

先生様
2010年10月10日2:41

〉シグさん
ホイホイは駄目。中に奴らが蠢いてるのを想像するだけで無理!
〉siroさん
奴らへの恐怖がやがて不眠症に至れば、一人前の虫フォビア。道は以外と長くない。

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